2016年7月11日

大平正芳の署名栞

■大平正芳■
「私の履歴書」/日本経済新聞社刊/昭和53年7月初版
参議院選挙が与党の勝利で終わりました。
選挙権が18歳に引き下げられて初めての国政選挙でしたが、
相変わらず投票率が低かったのが残念です。
詳細な分析はこれから出されていくのでしょうが、10代の投票
動向などが気にかかるところです。
さて、政治家の本なども古書店で処分される人が多いようで、
多くの本が並んでいます。
この手のものには興味がわかないので、政治家の署名本には
あまり縁がありません。
この本は、政策論などではなく「私の履歴書」であったため、
棚から抜き出してチョット開いてみました。
サイン本ではなかったのですが、直筆署名がしたためられた
「謹呈(啓呈)しおり」が挟みこまれていました。
後援会などの支援者に贈呈されたものかもしれません。
書籍の内容は、日本経済新聞に連載した「私の履歴書」
(瀬戸内を望む讃岐の農家の次男として生まれた明治43年
から昭和51年12月三木内閣退陣まで)と、雑感随想集
「私の硯滴の中から」が収録されています。

0 件のコメント: