2016年7月31日

辻仁成サイン本/錆びた世界のガイドブック

■辻仁成■
「錆びた世界のガイドブック」/幻冬舎刊/1995年10月初版
アジアやヨーロッパの観光地を彷徨いながら、見つけにくい美しい
瞬間を撮し取った秘密の場所を紹介するフォト&ストーリー集。
ふだんなら決して手にすることのない作家ですが、スリーブ入りの
装幀が気にかかって書棚から抜き出してみたら、扉ページの裏に
直筆サインがありました。
この作家らしい、自己アピールの強い署名スタイルを感じました。


2016年7月30日

五味太郎サイン本/俳句プラスアルファ象

■五味太郎■
「俳句プラスアルファ象」/絵本館刊/1988年12月初版
俳句+エッセイ+イラストの五味太郎ワールドが展開する。
人気絵本作家の俳句本が、絵本・児童書のコーナーに並んでいました。
表紙見返しに直筆サイン・落款がありました。


2016年7月29日

佐々木愛サイン本/劇場の外で

■佐々木愛■
「劇場の外で」/教育資料出版会刊/1987年7月初版
演出家・佐佐木隆と、女優・鈴木光枝の間に生まれ、自らも
演技派女優として映画や舞台で活躍する著者が、家族のこと、
出会いと別れなどを率直に綴ったエッセイ集。
劇団の舞台公演のおりなどにサインをするケースが多いようで、
このサイン本も古書店で何冊か目にしたことがあります。


2016年7月28日

林家木久蔵(木久扇)サイン本/木久蔵流錦絵草紙

■林家木久蔵(木久扇)■
「木久蔵流錦絵草紙」/リバティ書房刊/1995年5月初版
雑誌「サライ」に連載していた「木久蔵落語絵草紙」をもとに、
個展その他の錦絵や日本画をエッセイとともにカラー収録。
NHKテレビの落語・講談番組「日本の話芸」のタイトル画も
手がけている現・木久扇師匠の錦絵集。
見返しに直筆サイン・落款がありました。


2016年7月27日

中村紘子サイン本/どこか古典派

■中村紘子■
「どこか古典派(クラシック)」/中央公論新社刊/1999年10月初版
 『名ピアニストが言葉で描く絶妙の70篇。ピアニストとしてデビュー40周年。
繊細でダイナミックな演奏で世界を魅了してきた名ピアニストが、言葉で語る
芳醇で洒脱な宇宙。』
中村紘子さんが亡くなった。まだまだご活躍が期待できたのに残念。
ピアノだけではなく、文章やテレビのコメントなどでも聴かせ上手だった人。
この本の扉絵や装幀も手がけて、マルチな才能に恵まれた美人ピアニスト。
ご主人は作家の庄司薫さんだったのを訃報を読んで思い出しました。
扉ページに軽やかなタッチの直筆サインがありました。



2016年7月26日

BAKU斉藤サイン本/アンコールのモナリザたち

■BAKU斉藤■
「母と子で見る-アンコールのモナリザたち」
草の根出版刊/愛と平和の図書館/2002年10月初版
アンコール・ワット遺跡の女神像との出会いを丹念に綴った
写真文集。
奥付ページに著者サイン・落款がありました。

2016年7月25日

金田武明サイン本/名手たちのゴルフ名言

■金田武明■
「名手たちのゴルフ名言」/朝日文庫/昭和60年6月初版
トミー・アーマー、ビリー・キャスパー、ジーン・サラゼン、サム・スニード、
チ・チ・ロドリゲス、ジャック・ニクラス、バイロン・ネルソン、ベン・ホーガン、
佐藤儀一、戸田藤一郎、陳清波ら、ゴルフの名手が残した名言集。
扉ページに著者直筆サインがありました。

2016年7月24日

久保田一竹サイン本/命を染めし一竹辻が花

■久保田一竹■
「命を染めし一竹辻が花」/1995年8月一竹辻が花刊
久保田一竹が辻が花との出会いや、苦闘時代、世界への
飛翔などを綴った自叙伝。年譜なども併録。
見返しに竹の絵と花押風の直筆サインがありました。


2016年7月23日

猿岩石(有吉弘行・森脇和成)サイン本

■猿岩石(有吉弘行・森脇和成)■
「猿岩石写真日記“一生、遊んで暮らしたい”」
角川書店刊/1997年11月初版
猿岩石の主演映画「一生、遊んで暮らしたい」の密着
フォト・ドキュメント。撮影日記とカラースチール263点、
ロングインタビューなどを収録。
裏表紙の見返しに二人のサインがありました。
印刷のようにも見えましたが、あまりこのページにサインを
印刷することはないので、直筆だと思いました。
猿岩石がピークの頃、出版物も多数出されたようで、
古書店のタレント本コーナーにはたくさん並んでいるのが
見うけられます。
この本は、有吉クンが再ブレークしだした頃、映画本の
中に混じっていたのを入手しました。同じタイトルの本の
確認をしていないので、直筆サインかどうかは不明のまま。
(現在は手元にありませんので)


2016年7月22日

海砂利水魚(上田晋也・有田哲平)サイン本

■海砂利水魚(くりぃむしちゅう)■
「海砂利水魚の教科書」/ソニーマガジンズ刊/1999年6月初版
この人がこんなことを言ってはいけない、というような台詞を集めた
「回避力」の章、多種多様なルールを裏・表と言う観念から考察
した「常識力」の章など、さまざまなテーマで海砂利水魚時代の
上田晋也と有田哲平が作ったネタの集約。
《くりぃむしちゅう》に改名する前に出版された《海砂利水魚》の本。
10年以上前のこと、すでにレアになっていた本を探し当てたところ、
扉のカラー写真ページに2人の直筆サインがあった貴重な一冊。



2016年7月21日

夏樹陽子サイン本/女は人生、楽しまなくっちゃ

■夏樹陽子■
「女は人生、楽しまなくっちゃ」/ぶんか社刊
二度の結婚と離婚、絶対に太らない夏樹流ダイエット法、
39歳にしてフェラーリを手に入れる方法など、自由奔放に
生きぬいた女の生きざまを、折々の写真をまじえて綴った
初エッセイ集。/美輪明宏との対談などを併録。
為書きのある、女優さんらしいやわらかなタッチで書かれた
”心をこめた”直筆サイン(日付入り)がありました。


2016年7月20日

秋山ちえ子サイン本/大晦日のローストビーフ

■秋山ちえ子■
「大晦日のローストビーフ-23の物語」
文春文庫/装画=北澤知己/1989年10月初版
忘れえぬ人々との出会いを静かに綴った23の美しい物語。
著作や講演の多いこの著者はサインをするケースも多かった
ようで、古書店で何冊も見かけています。
こちらはそのうちの一冊で、扉にサインがしてあった文庫本。

2016年7月19日

さとなおサイン本/沖縄上手な旅ごはん

■さとなお(佐藤尚之)■
「沖縄上手な旅ごはん-美ら島に遊び、うま店で食べる」
文藝春秋刊/2003年6月初版
『究極の那覇2泊3日プランから、必食の激うま店めぐり、おなか
一杯の島アソビまで、これ一冊で沖縄旅行が何十倍も楽しくなる』
見返しに、著者直筆サイン(日付入り)がありました。

2016年7月18日

黒部進サイン本/ウルトラ旨い!愛と正義の大人の食卓

■黒部進■
「ウルトラ旨い!愛と正義の大人の食卓」/ワニマガジン社刊
愛娘の吉本多香美も推薦する、ウルトラマン・ハヤタ隊員こと
黒部進の初めての料理本。
シュワッチッと美味しい料理42品をオールカラーで紹介。
扉ページに為書き入りでしたが著者サインがありました。


こちらは吉本多香美の写真集「くちづけ」
JRのCFに出ていた頃からのファンでしたので衝動買いの一冊。

2016年7月17日

今井アレクサンドルサイン本/ブースカ東京散歩

■今井アレクサンドル■
「ブースカ東京散歩」/竹書房刊/1996年4月初版
写真=今井アレクサンドル、文=今井みはる
ご存知怪獣ブースカが東京のあちこちを訪ねまわる写真集。
ブースカBOOSKAはイグアナから変異したユーモラスな怪獣で、
温和な性格、くまモンのようなポッチャリ体形で人気がありました。
20年前の風景なのでスカイツリーなどはありません。東京という
街の変貌も垣間見れる写真集です。
写真家が描いたと思われる直筆イラストとサインがありました。



2016年7月16日

星川ひろ子サイン本/びっくり箱

■星川ひろ子■
写真集「びっくり箱」/リブロポート刊/1994年5月初版
日常身近にあるものの中から、いろいろな表情をかぎ分けて、
撮し取った写真集。推薦文を津川雅彦が書いています。
バブル期、リブロポートからはユニークな企画が多く出版され、
個性的な写真集や豪華な美術書など、書店には魅力的な
タイトルが並んでいました。
時折り、古書にはさまれたリブロポートの当時の出版案内を
見かけますが、興味をそそられる企画が多く、読んでみたくなる
ものが多数あります。もっとも、書籍の価格もバブリーな設定で、
その頃はこんな価格でよく売れたものだと思ったりもしますが‥


2016年7月15日

戸張捷サイン本/明日へのフェアウェイ

■戸張捷■
「明日へのフェアウェイ」/講談社刊/1994年11月初版
ゴルフを考え直す40章と銘打ってゴルフ哲学を語り尽くす。
今年も全英オープンが始まり、また寝不足の日が続きそう。
長時間、全ホールにわたり、数多くの選手のプレイやコースの
雰囲気、トーナメント状況をじっくりと伝えてくれる地上波での
ゴルフ中継は貴重な番組の一つです。
毎年コメンテーターとして登場する著者には、あるゴルフ大会
にボランティア参加した際に会ったことがありますが、際立って
背の低い印象だけが残っています。もう少し身長があれば
プレイヤーを目指していたのかな…。

2016年7月14日

藤原ヒロユキサイン本/午前8時の缶ビール

■藤原ヒロユキ■
「午前8時の缶ビール」/ノラブックス刊/昭和61年10月初版
ビールが大好きなイラストレーターの著者が、ビールやカクテルを
キーワードにつづった短篇ストーリー&カラフルイラスト。
吉行淳之介の「酔っぱらい読本」シリーズや開高健のブーズブック
などを読んで以来、お酒にまつわる本にも興味が湧き、酒に関連
するタイトルのものは一通り手にして見る時期がありました。
この本も、そのうちの一冊で、著者は知らなかったのですが、タイトル
に惹かれて書架から抜き出してみると、直筆サインがしてありました。


2016年7月13日

梅后亭千代介サイン本/ヘイ、太鼓もちがまいりました!

■梅后亭千代介■
「ヘイ、太鼓もちがまいりました!」/PHP研究所刊/1995年10月初版
「ヨイショの達人」が語る江戸の芸と粋の真髄。幇間・太鼓もちの仕事、
宴席をもり上げる方法、花柳界のことなど、下町が育んだ人情世界を
芸人の立場から紹介した、語りおろしエッセイ。
バブル華やかの頃、浅草のバーで向島芸者のお付で来ていた悠玄亭玉介
師匠と僅かな時間だが酒を酌み交わしたことが思い起こされました。
最後の幇間芸人といわれていた師匠は、すでにかなりの高齢だったのですが、
江戸っ子らしい粋な所作で、愉しいお酒でした。ご馳走したお酒のお返しに
扇子をもらったのですが、どこに仕舞い込んだのか行方知れずです。
この本の見返しには、著者の千社札が貼られ、直筆サイン・落款がありました。

2016年7月12日

常盤新平サイン本/山の上ホテル物語

■常盤新平■
「山の上ホテル物語」/白水社刊//装画=深津千鶴
檀一雄、池波正太郎、山口瞳ら多くの作家に愛され続けてきた
山の上ホテルの50年/創業50年を迎えたホテルの裏方たちを
訪ねて知る、静かで深い良質へのこだわりを、直木賞作家が綴る。
山口瞳のエッセイなどによく登場した「山の上ホテル」。このホテルの
バーに惹かれていたこともあり、本の背のタイトルに導かれるように
手に取ると、いかにも文章家らしいペン字のサインがありました。