2016年6月30日

劇団青い鳥サイン本/チラチラミテル

■劇団青い鳥■
「劇団青い鳥のチラチラミテル」/白泉社刊/1991年8月初版
女性だけで活動している「劇団青い鳥」の5人(上村柚梨子、葛西佐紀、
芹川藍、天衣織女、井澤磨紀)が「Hanako」に連載したエッセイを収録。
あとがき=市堂令、カバー=伊藤正通、本文イラスト=上村柚梨子
劇団関係の書籍や座付作者の原作本などのサイン本もよく見かけます。
(公演会場でサインをして手売りしているケースが多いようです)
この本には、劇団員5人の寄せ書きサインがありました。

2016年6月29日

山本萠サイン本/鈴鳴らすひと

■山本萠■
「鈴鳴らすひと」/ひとなる書房刊/2003年4月初版
書、画、詩、写真などで人生の哀歓をしずかに表現する著者のエッセイ集。
装画・挿画ともに著者。
見返しに著者の直筆サインがあり、手書きの送付状が挟まれていました。
出版関係者や書評家らに宛てた紙片が添えられた本も散見されますが、
この本も蔵書しきれずに処分された、そんな一冊かも知れません。


2016年6月28日

池田あきこサイン本/ダヤンとジタン

■池田あきこ■
「ダヤンとジタン」/ほるぷ出版刊/2000年12月初版
ジタンを探して旅に出たダヤンの活躍を描いた長篇ファンタジー。
エッチング挿画も著者。
絵本コーナーに並んでいた人気シリーズの1冊を手にとって開いてみると、
エッチング風のイラストとともに日付の付いた直筆サインがありました。
絵本作家も著作に署名するケースが多いので、たまに児童書の棚を
探してみると、思いがけないサイン本に出会うことがあります。



2016年6月27日

周富徳サイン本/気軽に家庭で作れる中華料理

■周富徳■
「気軽に家庭で作れる中華料理」/ブックマン社刊
TBSテレビ「わいど!ウォッチャー」で紹介した家庭中華の作り方手順を
カラーイラストでわかりやすく解説。プロの調理テクニックなども紹介。
料理の鉄人などでテレビで人気になると、出版物も当然増えていき、
レシピ本などをはじめとして、何冊もの企画本が編まれました。
周富徳料理シリーズ1として出版されたこの本も重版になっています。
人気が一段落すると、古本屋でも多数目にするようになりました。
この本には、表紙見返しに直筆サイン・落款がありました。


2016年6月26日

井上絵美サイン本/おいしいものに恋をして。

■井上絵美■
「おいしいものに恋をして。」
幻冬舎刊/2001年5月初版/写真=吉田篤史
1999年10月~2000年4月まで、毎日どんなものを食べているかを書き留めたフォト&日記。
古書店めぐりでは料理研究家のサイン本に出会うケースも多くあります。
こちらは有名な映画監督の娘さんで、料理本も多数出されている井上絵美さんのサイン本です。
 

2016年6月25日

原田泰治サイン本/泰治が歩く-原田泰治の物語

■原田泰治■
「泰治が歩く-原田泰治の物語」/講談社文庫版
文=原田武雄、絵=原田泰治
小児麻痺の障害を負いながら、画家として活躍する
原田泰治の半生を綴った父親の文章に、郷愁あふれる
絵を原田泰治自身が添えて構成された画文集。
講談社文庫の旧版は、新潮文庫などと比べると紙質も
上等なので紙ヤケも少なく、古本でも良い状態のものが
多く見うけられます。
1989年発行のこの文庫本も比較的綺麗な状態でした。
最初は気が付かなかったのですが、よく見ると表紙カバーに
隠れるように、表紙裏に揮毫「風」、署名、落款がありました。

2016年6月24日

徳大寺有恒サイン本/ダンディー・トーク

■徳大寺有恒■
「ダンディー・トーク」/自動車週報社刊/平成1年4月初版
雑誌「MOTOR AGE」に連載した、クルマ、男の服装術、女の
口説き方、映画、グルメ、旅などについてのエッセイを収録。
帯文は北方謙三。
変型A5判のハードカバーを手にして開いてみると中表紙に署名。
ページの配置バランスも良かったので印刷かと思ったら、サインペン
による直筆サインでした。タイトル通りのダンディースタイルで好感。



2016年6月23日

鳩山邦夫夫人の鳩山エミリさんサイン本

■鳩山エミリ■
「食べるのが大好き」/講談社刊、2001年4月初版
鳩山邦夫議員が政治の道半ばで亡くなった。
この本は、料理好きの夫・鳩山邦夫と2男1女のための食事を
作り続け、すっかりベテラン主婦になったエミリさんが紹介する、
カンタンでおいしい鳩山家の定番メニュー。
料理、器、写真撮影の全てを著者が手がけた1冊。
政治家夫人という立場からか、サインを請われれば断ることも
できなかったのでしょうし、邦夫さん後援のために流布された
ものも多かったのかもしれません。サインをしたこのタイトルの本
には古本屋で何冊も遭遇しています。



2016年6月22日

假屋崎省吾サイン本/花を愛した男

■假屋崎省吾■
「假屋崎省吾自叙伝-花を愛した男」
阪急コミュニケーションズ/2003年10月初版
「華道家・仮屋崎省吾ができるまで」、「花をいけるということ」など、
カラー写真を多数まじえた自叙伝&エッセイ集。
10数年前、著者がテレビによく出ていた頃、古本屋で手に入れた
一冊。見返しに金色のペン字で揮毫(花は心のビタミンです)、
サインがしてありました。
文字やページ構成バランスには美しさが感じられず、大雑把な印象で
やや残念なサイン。フラワーデザイナーとしてはいかがなものか。
料理屋に入って、品書きの字が下手だったり、雑に書いてあったりすると、
美味い料理が期待できず、店選びに失敗した気になることがあります。
どこかしら、それと似たような感じもします。
(フラワーデザインの世界はよくわかりませんが〉


2016年6月21日

イチローの義姉・福島敦子サイン本

■福島敦子■
「福島敦子の美味の国からの誘惑」
世界文化社刊/1996年3月初版/カバー装画=松本孝志
プロバンス、パリ、ベトナム、ニューオリンズ、ローマ、フィレンツェと
美味しいものを求める旅、著者初の書き下ろし食紀行。
旅先の個性的な人々との出会いや奇想天外な出来事を通して、
各地の食文化や風俗を自らのイラストをまじえて紹介。
NHKのスポーツニュースのキャスターなどをしていた著者は、その後
NHK職員と結婚して退職。
同じく女子アナだった妹さんは、MLBイチローの奥さん。
またまたイチローの安打数記録で盛りあがってきているおりに、この
サイン本のことを思い出しました。MLB3000本ももうすぐ!

2016年6月20日

中谷彰宏サイン本/南青山の天使

■中谷彰宏■
「南青山の天使-こころのサプリ」
全日出版刊/2001年12月初版
南青山に住む著者が、南青山周辺の天使の場所と
街のハッピーを撮しとったフォトエッセイ集。
普段は気にも留めない本に、ふと目が引き寄せられる
ことがあります。この人の本も古本屋には数多く並んでいて、
正直あまり興味がなかったのですが、背表紙に呼び止められ
手にとって見ると、著者の直筆サインがありました。
急いで書いたのか少し雑な感がする署名でチョット残念。

2016年6月19日

父の日に/父と子のサイン本・山本七平

読書好きの父へのプレゼントに…
長時間の読書にも腰に負担のかからない
リクライニング座椅子が良さそうなので、検討中。
 『日本製』というのもポイントですね!

【山本七平】
父の日といえば、山本七平親子のサイン本に出会ったことがありました。
「山本家のイエス伝」
山本書店刊/1996年12月初版
山本七平夫婦、親子によるイエス・キリストについての著述集です。
表紙見返しに3人の合作サインがありました。
すでに亡くなられていた山本七平さんは天国からの参加で、
サインは印刷短冊を貼付したものです。




2016年6月18日

酒井美意子サイン本

■酒井美意子■
「ロイヤル・ショップ・ガイド―皇室に愛された店々、品々」
徳間書店刊/1990年7月初版
遠藤波津子美容室、龍村美術織物、中村乃武夫モードサロン、
ベル・モード、ミキモトなど…皇室ゆかりの店50軒を完全ガイド。
扉ページに監修者の酒井美意子さん(加賀藩主・前田家の
血筋の元華族)がサインしていました。


「ある華族の昭和史-上流社会の明暗を見た女の記録」
主婦と生活社刊
加賀百万石の大名の家柄を継ぐ侯爵前田家の長女に生まれ、幼時を
陸軍武官の父とロンドンで過ごす。4歳で帰国、女子学習院に入り、
やがて思春期。恋愛と婚約、戦時下の父の死へと波乱の歳月は続く。
明治以来の日本の皇室や旧華族など、真の上流社会の人びとの興味
ある内側を鮮かに綴る半生記。
表紙見返しにサイン。

2016年6月17日

安野光雅サイン本/さかさま

■安野光雅■
「さかさま」
サンケイ児童出版文化賞大賞受賞作品
時々覗く古書店の絵本コーナーにあった一冊。
絵本や児童書コーナーは素通りすることが多いのですが、
ときどきサイン本にいざなわれるような出会いがあります。
数冊並んでいた安野さんの絵本のうち、手にとった本の
見返しに落款入りの直筆サインがありました。
画家らしいバランスの良いサインです。


2016年6月16日

池内紀サイン本/ガラメキ温泉探険記

■池内紀■
「ガラメキ温泉探険記」
リクルート出版刊/1990年10月初版/装幀・写真=田淵裕一
温泉道指南、究極の温泉道、銭湯記、湯の町エレジー海外篇など、
温泉会名誉会長・池内教授の温泉紀行集。
ドイツ文学者で作家、池内紀先生ひたすらの温泉行。
表紙見返しに直筆サイン・落款がありました。


2016年6月15日

水上勉サイン本/越前竹人形

■水上勉■
「越前竹人形」/若洲一滴文庫版
くるま椅子劇場設立委員会発行「改訂版・越前竹人形」を収録。
行きつけの古書店に若洲一滴文庫(新書版ハードカバー)が
出たので、手にしてみたら見返しに著者直筆サインがありました。


2016年6月14日

加藤登紀子サイン本/加藤登紀子の男模様

■加藤登紀子■
「加藤登紀子の男模様」
三省堂刊/1999年6月初版
著者が愛する、今を駆ける男たち88人への渾身のラブレター。
浅田次郎、高村薫との対談、夫・藤本敏夫へのインタビュー併録。
登場する男たち=宮崎駿、荒木経惟、伊丹十三、野村萬斎、
松本幸四郎、長谷川きよし、寺山修司ほか
いわゆるタレント本にはあまり興味が無いのですが、この本は
タレント本コーナーではなく一般文芸書の中に混じっていたため、
ふと手にとって見たところ、表紙見返しにサインがありました。

2016年6月12日

前田美波里サイン本/美波里ザ・ミュージカル

■前田美波里■
「美波里 ザ・ミュージカル-わたしのコーラスライン」
夏書館刊/1984年9月初版
芸能生活20周年の区切りとして出版した、
本当は書きたくなかったという自らの半生記。
巻頭にカラー写真口絵8P掲載。
資生堂のキャンギャル(その当時としては衝撃的な水着姿の
等身大ポスターが化粧品店の店頭に貼りだされておりました)
として有名になる前、東宝のミュージカル舞台から芸能生活を
スタートさせた前田美波里さん。
映画の若大将シリーズなどに出演後、引退同然のようでしたが、
劇団四季の舞台に復帰してからは演技の幅を広げて大活躍。
表紙見返しに漢字でのサインがありました。





長野まゆみサイン本/三日月少年漂流記

■長野まゆみ■
少年万華鏡-1「三日月少年漂流記」
河出書房新社刊/1998年10月初版
著者の初期作品・表題作のほか、
「詩篇・カレイドスカフⅠ」、「銀色と黒蜜糖」を収録。
【長野まゆみ EARLY WORKS 少年万華鏡】全4巻の第1巻。
見返しウラに、丁寧なサイン(スタンプ・日付入り)がありました。
この作家のサイン本には、この本を皮切りに何冊か出会いましたが、
いずれも、オリジナル・スタンプが刻された綺麗なサイン。
書店などで行われた著者サイン会でのサイン本かと思われます。



2016年6月11日

北山竜サイン本/ねころんでねこ

■北山竜■
「ねころんで ねこ」
学研刊/1994年11月初版
かわいさいっぱい。変なねこもいっぱい。
見てると、気持ちがラクーになる北山竜のねこの本。
表紙見返しにイラスト入りのサインがありました。










2016年6月10日

引間徹サイン本/塔の条件

■引間徹■
「塔の条件」
講談社刊/1996年12月初版
ナンバリングが刻字された初回限定版。
「19分25秒」ですばる文学賞を受賞した作家・引間徹の長篇。
大学生と郊外の土地に奇妙な塔を建てる中年男との
不思議な交流を描いた、KADOKAWA新文芸書き下ろし。

2016年6月9日

堀川とんこうサイン本/今夜も、ばれ飯

■堀川とんこう■
「今夜も、ばれ飯-テレビのことば、ドラマの風景」
PHP研究所刊/1995年11月初版
「ばれ飯」とは、ロケの時に解散して食べる食事のこと。
テレビの名プロデューサーが明かす業界用語のアレコレ。
制作現場の魅力を哀歓こめて綴った、業界の泣き笑い。

2016年6月8日

面出薫サイン本/あなたも照明探偵団

■面出薫■
「あなたも照明探偵団-光のハンティングに、夜の街へいざ」
著者は、都市や建築の照明をプロデュースするデザイナー。
自ら照明文化研究会・照明探偵団を結成。
本書は、夜の街々を探偵して、光の事件の探索と解明に
活躍する探偵団のレポートを収録している。

2016年6月7日

橋本さとしサイン/劇団☆新感線プログラム

■橋本さとし■
劇団☆新感線公演いのうえ歌舞伎「Beast Is Red野獣郎見参!」
作=中島かずき、演出=いのうえひでのり
キャスト=橋本さとし、高田聖子、古田新太ほか
劇団☆新感線の公演プログラムに、1枚のサイン
色紙が挟みこまれていました。
十数年前、「新感線」の名前も知らないころで、
誰のサインかもわかりませんでした。
このプログラムを手にしたことで、当時の演劇界や
劇団の状況などを再勉強させてもらいました。